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いつのまにか人は24歳になっているし、いろいろな体温のことを思ったり、適当に会社勤めをし、そこで辞意を表明したのち異動したかと思えば、会社都合で解雇されて自由の身を手に入れることになったり、やはり髪が伸びたり爪が伸びたりしている。次に気づいたときは32歳になっているかもしれないし、そのとき何をしているのかもわからないけど、何をしていても自分が興味のあることをしているだろう。なにをかんがえて、どこにいるのだろう。考えると少しこわい。結局不安な気持ちは(私の場合)生きてる限り、どんなに恵まれた境遇にいても消えないのだなということを知る。でもこれは既に知っていたことだったかもしれない。生きて死ぬ、ひとつひとつ、もっとちゃんとできたら、ちゃんと向き合えたらな。